コアとなる筋肉をつける

サーフィンの基本姿勢

海の上でバランスを取るためには、陸上と違うバランス感覚が必要です。そして、その姿勢を維持するには陸上と違う筋肉が必要です。

今回取り上げるのは、サーフィンに必要な筋肉の最低限の鍛え方です。あくまで、全くサーフィンをしたことのない肉体を前提にしていますので、経験を積むに従って、負荷を上げる必要があります。

基本的には全身をバランスよく鍛える必要があるんですが、特に初期段階で必要とされるのは、首、背中、肩、腹の筋肉です。

背中を反る基本姿勢を保つトレーニング

まず、床にうつ伏せの姿勢で寝ます。床が固くて痛い場合には、腹の部分に座布団やクッションを敷きます。この状態で、足を上げ、胸を反りウルトラマンポーズをとります。手足に余計な力をいれずに、背筋と首筋を縮めて維持します。

最初は数秒で力尽きてしまうかもしれませんが、慣れてくると分単位で持続することができるようになります。この姿勢を維持することが第一歩です。

肩をやわらかくするトレーニング

クロールで泳いだときのことを思い出してください。パドリングはクロールとは似ているようで異なります。が、練習の時には少しクロールを意識します。久しくクロールなんてしてない!という場合にはプールに通うのも良いです。体力をつけるのにも良いです。

姿見などの大きめな鏡の前に立ち、背伸びして両手を限界まで上に伸ばします。背中も若干反り、顔は天井を見ます。そして、体をローリングしないように気をつけながら、なるべく自分の体のすぐ前を通るように意識しながらクロールの動作をします。慣れていないと意外とキツいと思います。

ふたつ一緒にやってみる

同時に複数のことをやっても体が覚えられません。背を反らすトレーニング、肩をやわらかくするトレーニングを理解し、ある程度できるようになったら、床で背を反らした状態で、パドリングしてみましょう。床があるので、体の下をかくことはできませんが、わき腹の横を沿わせるなど、できるだけ近いところをかくよう心掛けます。そして、ちょっときつい体制ですが、太ももにあたる最後まできちんとかくように注意しましょう。

畳の上でオフトレして海に臨みましょう!

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