知識萬庵トップページ> サーフィンと病気

体を使うスポーツですから、
サーフィンには怪我や病気がつきものです。

特に、海では自分が怪我をする危険もありますが、 近くにいた誰かに怪我をさせてしまう危険もあります。
万が一のために、スポーツ事故の賠償ができる保険に 加入しておくことをお勧めします。
傷害保険は損保扱いなので、生命保険よりも自動車保険等と関係があります。
#詳しくは保険屋さんに聞いてください

さて、「サーフィンをやりたいけど病気が怖い」とのお便りを戴きました。
#ありがとうございます

サーフィンで気になる病気といえば、
・サーファーズイヤー
・眼病
・皮膚癌
と思いつきました。他にももっとたくさんあります。

サーファーズイヤーというのは、 冷たい水の中に長時間はいることで、耳の軟骨が変形し、 聞こえが悪くなったり、痛みが生じる病気です。
発症してしまうと手術して軟骨を削るみたいです。
サーファーズイヤーを経験してこそサーファー、 みたいな話を聞いたことがありますが、 病気には罹らないに越したことはありません

対策としては、冷たい水を耳の穴に入れないことです。
耳栓をしておくとか、水が冷たい時期には海に入らない(笑)などです。

眼病ですが、 海の水が汚染されていることもあり、結膜炎になることがあります。
汚い海の水を飲んでしまった場合には、 喉が腫れたり、腹を下すこともあります。
海に入る以上海水に触れることは仕方がないので、対策としては
■海から上がったら真水でよく洗う、
■極力海水を飲まないように努力する、
■ゴーグルをする(一部にいるそうです)
■なるべく水のきれいなポイントに入る、
■炎症に効く抗生物質を飲んでおく
といったことが考えられます。

汚そうな海に入ったあとには、喉がイガイガすることがあるので のどの痛みを抑えるペラックT錠を飲んでおくことがあります。
#これが正しい服用か分からないので、気になる人は薬局で聞いてください

最後に皮膚癌について。
日焼けするほどにサーファーらしさが増すんですが、 日焼けは体力を奪います。ヤケドですからね。
かならず日焼け止めを塗るようにしましょう。
うまい人ほど、ちゃんと日焼け止めを塗って海に入っていますよ。
#日焼け止めを塗っていても日焼けします

各種リスクにきちんと対策し、楽しいサーフィンライフを送りましょう。