現代社会は人と交わる機会も増え、ストレスの多い社会だと言われています。ストレスをため込むことでうつ状態に陥ってしまう人もいらっしゃると思います。うつ状態というのは、何事にも前向きに取り組む意欲がなくなってしまい、ストレスによる負荷がどんどん自分を追いつめてしまう状態を言います。うつ病、というと正直なんだかあまりいいイメージはないかもしれません。心が弱い人がなってしまう、なまけものの病だ、という先入観のある方もいらっしゃると思いますが、うつ病は脳内の伝達物質の不足により発症することが医学的に証明されています。
精神が病んでいるのではなく、ストレスにより起こる病気なのです。
うつ病は世に言う頑張りやさんに多く起きるといいます。過去の失敗をいつまでも悔やんだり、周りの環境にとけ込もうと、つい無理をしてしまう。そんな状況に長居することでストレス過多の状態が続き、発症します。落ち込んでいるときに「もっと頑張れ」と励ますのは、うつ病の人には良くありません。頑張っているからこそ、うつ病になっているんです。ここで無理をして頑張らせてしまうと、さらに症状は悪化してしまいます。
さて、うつ症状の改善方法ですが、最も良い方法はストレス下にある自分を解放することだと言われています。ストレスの多い環境にいるのであれば、そこから抜けてみるとか、いつまでも気になる失敗も「ま、いいか」と割り切ってみる。こういうことで症状は快方に向かうのですが、実際うつ症状に悩まされている時にはとても難しい話です。
分子栄養療法というものがあります。不足した必須分子を調べて、それらを補うことで細胞の働きを正常化し、症状に根本的に対処しようとするものです。精神科に相談にいくと、向精神薬を処方されます。これは、欠乏するとうつ状態になる分子を補完することで正常な状態に近づけていこう、というものです。決して薬でハイになっているということではありません。
医者に行けば症状を改善する薬を処方してもらえますが、精神科に行く、というのに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。また、自分はそこまでの症状ではないから、と考える方もいらっしゃるでしょう。症状を改善するサプリメントがあります。
対ストレスに良いといわれているのが、セントジョーンズウォートと呼ばれるサプリです。米国では売り上げ上位に入る、人気のサプリメントです。セイヨウオトギリソウというハーブを成分としたもので、飲み続けるとうつ状態の改善に効果があるとされています。
実際に僕もセントジョーンズウォートを飲み始めてみました。職場でのプレッシャー、株による損(笑)でのストレスでうつ状態に近づいていたため、思い切って飲み始めてみたのですが、2〜3日するともう効いてきたような気がします。実際には3週間程度飲み続けてじわじわ効果が現れると言われていますので、薬効というよりも、「自分はこのサプリ飲んでるから大丈夫」という、プラシーボ効果だと思いますが、それでも朝の寝起きが良くなったり、仕事に前向きに取り組める感覚は久しぶりです。今朝通勤電車の中で感じたんですが、これまで空っぽになってしまっていた意識のコップに、粘度のある液体が満たされ、タプタプと心地よく音を立てているような感覚です。
心が疲れている方、是非おためしください。
なお、セントジョーンズウォートは一部の医薬品と一緒に飲むと、医薬品の効果が薄れるという報告があります。(おくすり手帳に「セントジョーンズウォートと一緒に飲まないでください」と書かれるそうです)
今毎日飲んでいる薬があれば、一緒に飲んでも大丈夫か聞いてみてください。
【ストレス社会を明るく前向きに生きるために。】
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